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卒業証書授与式

去る3月5日(金)、本校にて、製菓製パン本科2年生と調理師専科2年生を送る卒業証書授与式を挙行しました。

社会情勢を鑑みた上での縮小化された式ではありましたが、卒業生の詞では、2年間を振り返って
家族や同級生に感謝の言葉を述べながら感極まる様子も見られ、心温まる時間となりました。



ユマ学生の皆さん、ここまでよく頑張りましたね。
新たな舞台でも、さらなる活躍ができることを教職員一同で応援しています。


以下に、校長式辞の内容を記載いたします。

令和2年度 専門課程

式 辞

梅の花が咲き乱れ、光の中に春を感じられるようになりました。新型コロナウィルスという非常事態の中ではありますが、第10回卒業式を挙行できますことは、卒業生のみななんはもとより、本校にとりまして、大きな喜びであります。

さて、卒業証書を授与しました卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。みなさんは、日々の勉学はもとより、技術の習得を中心に、かけがえのない青春を充実させるべく、研鑽の日々を積み重ね、本日、晴れて卒業の日を迎えたのであります。これは、勿論、みなさん一人ひとりの精進努力の賜物ではありますが、同時に日夜を問わず、温かい愛情を持って励まし支えて来られましたご家族や先生方、さらには本校創立以来、ご支援を頂いております多くの方々のご援助のお陰でもあります。どうかこの点にも思いをかけて、感謝の気持ちを忘れることなく、一層の精進を積み重ねるよう期待してやみません。

ここは、みなさんの母校です。みなさんのご家族が、どれ程みなさんの将来をご心配なさっているかと同様、私たちも同じ思いでいることを、どうぞ忘れないでください。何かに負けそうになった時、まずは、ご家族の顔を思い浮かべ、次に我々のことを思いだしてください。                                    

この意義ある門出にあたり、「調理」「洋菓子」「和菓子」「パン」それぞれの分野に進む卒業生のみなさんには、心に留めておいていただきたいことがありますので、お伝えしたいと思います。

みなさんは、磨けば磨くほど光る、素晴らしい個性や特性があるということです。自ら求めて学ぶ中でそれを磨き上げ、輝かせてください。そして、既成概念にとらわれない柔軟な発想で、大きな帆をあげ、長い人生を歩んでいって欲しいと思います。人生で大事なことは、夢中になれることを見出し、それに対して、どれだけ真剣に打ち込めるか、ということではないでしょうか。どんな地味な生き方であってもいい、人は皆、仕事や研究などに、誠実に真摯に立ち向かった時、本物を手にすることができ、他を圧倒するほどの強い力を持つことができます。また、真剣に求める者からは必ず美しい 輝きが放たれるものです。                                                              私たち教職員にとって、みなさんは財産です。ましてや、みなさんの喜びの声を聞く時、その都度、大切な宝物を手に入れたように、大きな喜びに打ち震えます。それを楽しみに待っています。                              調理師専科のみなさんは、調理師免許取得はもちろん、製菓衛生士試験にもチャレンジし、調理師専科・製菓製パン本科の全員が国家資格に合格し、まずは本校で立派な芽を出しました。これからどんどん大きくなるために、さらにしっかりした根を張ることが大切です。でも、根を張っていく途中には、やわらかい土もあれば、硬い石もあります。何事もなく進む時はいいですが、何かにぶつかって進まなくなった時、友達や先生、周囲の大人たちのせいにしてしまいたい気持ちになることもあるでしょう。そんな時、自分に与えられた環境に文句も言わず、じっと頑張って、立派な花を咲かせてください。慌てないで、ひたむきに努力を続ければ、その後に咲く花はどれほど見事で、周りの人を感動させることでしょう。 みなさん一人ひとりに、その力が あることを忘れないでください。きっと充実した日々を送ることができると思います。

それでは、希望に満ちた出発の日に当たり、この学舎を巣立ちゆく皆さんの前途に幸多からんことを心から祈念して『式辞』といたします。

 

令和3年3月5日

校長 星野 正純

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