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令和2年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校 入学生への校長メッセージ

      令和2年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校 入学生への校長メッセージ


 本来ならば、入学式において皆さんに直接お伝えしたいのですが、新型コロナウィルスという非常事態の中でございますので、メッセージを送りたいと思います。
新入生の皆さん、入学おめでとう。私たち教職員は皆さんの入学を心より歓迎いたします。
 さて皆さん、私は、ここに入学された皆さんが、将来、調理・製菓製パンの分野において、また一社会人として自立し、国内外の多様な人々と協力しながら、「新たな価値」を創造し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための二年間になるものと確信しています。
 その皆さんに、私は、次の二つのことを期待しております。
 一つ目は、「高い志」を常に心の中に抱き続けるユマ生であることです。「高い志」とは、本校での学習を通して、自分自身の夢や高い理想の実現に向け努力を続けるとともに、その成果を自分の人生や社会のために積極的に生かしていくことだと、私は思っています。そのためにも、毎日の生活や実技の積み重ねを大切にするとともに、学習していることが、今の社会や世界とどう関係し、つながっているかを意識しながら、未来を自ら切り拓く力を身に付けてほしいと思います。
 ただ、これからの二年間は順風満帆な日々ばかりではないでしょう。環境や人間関係も変化し、学習等で努力の成果がなかなか表れず挫折や焦燥感を感じたり、自信を失ったりすることもあるでしょう。そんな苦しくつらい時こそ、人は大きく成長していきます。夢や志が高ければ高いほど、乗り越えるべき壁も高くなります。空に舞い上がる凧が一番高く上がるのは、風に向かっているときです。風に流されているときではありません。「高い志」を胸に秘め、困難な状況を乗り越えるたくましさを身に付けてほしいと思います。
 二つ目は、集団の中でお互いの多様性を認め合うとともに、他者の痛みを感じ、自分がなすべきことを自ら考え行動できる「豊かな心」を持ったユマ生であることです。新入生の皆さんは、それぞれ異なる個性や資質・能力を持つかけがえのない存在です。
一人一人の多様性が、本校に新しい活気と無限の可能性を与えてくれます。授業をはじめとする学校行事等を通して、お互いが大きな可能性を秘めた素晴らしい存在であることに気付くとともに、信頼し合い、生かし合い、切磋琢磨しながら、有意義な学校生活を共に創り出してください。
 学校は一つの社会です。皆さんが社会の一員として、自分たち自身で「社会の秩序」を作り出すことを学ぶ場。それが学校です。いろいろな課題を、意見を出し合って解決したり、コミュニケーションを図りながら一人ではできないことを協働して成し遂げたりする経験を通して、リーダーシップやチームワーク、感謝の気持ち、思いやりの心など、お互いの人格を高め合える人間に成長することを期待しています。
 入学にあたり、これからの心構えを共有し、調理・製菓製パンそれぞれの夢を実現するための、覚悟を再認識しましたので、これを皆さんへのメッセージといたします。


 令和2年4月7日
                                     校長 星野 正純 

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