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令和3年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校 入学式 校長式辞

令和3年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校 入学式

式 辞

 

 春の風が学校に花の匂いや鳥のさえずりを運んでくれる今日の良き日、新型コロナウィルスという未曽有の中では ございますが、令和3年度学校法人大橋学園 専門課程合同入学式を執り行うことができますことは、私共のこの上 ない喜びであり、誠に嬉しく存じます。本校を代表し、深く感謝申し上げます。
 調理師専科、製菓製パン本科に入学された新入生のみなさん、入学おめでとうございます。私たち教職員は心から みなさんを歓迎いたします。
 さて、新入生のみなさん。みなさんは、きょうから専門学校生としての新しい生活に入ります。期待に胸を躍らせながらも、不安も感じていることでしょう。しばらくの間、落ち着かない日々が続くと思いますが、心を開いて何でも尋ね、早く本校に慣れてください。
 みなさんは、御家族や高等学校の先生方などの支援があったにせよ、最終的には自らの責任で専門学校進学を決められたことと思います。専門学校では、今までの教育状況から大きく変化し、自己責任に裏打ちされた行動が一層 求められます。社会で求められるプロとして、その時、その場で、何をすべきで何をすべきでないのか、どうすることが 適切なのかなど、自分で考え、判断し、自主的・主体的に行動する力を身に付けていってください。
 人生には「節目」というものがあります。みなさんは今、専門学校入学という大きな「節目」を迎えました。視力、聴力、そして言葉さえ失っても、福祉の人として人々の幸せのために尽くしたヘレン・ケラーは、こんな言葉を私たちに残しています。「幸福の一つの扉が閉じられると、別の扉が開く。しかし、私たちは、閉じられた扉をいつまでも見ているために、開いた扉に気付かない。」
 ほとんどのみなさんが少し前に経験した高等学校卒業という「節目」では、共に過ごした人達との「別れ」を乗り越え、慣れ親しんだ多くの物、習慣、風景など生活の全てを大切な「思い出」として自分の中に刻み込んだことと思います。古い扉を閉め、いくつもある新しい扉のうち本校の扉を選んだみなさんは、今日、新しい自分を生きていくために、 その扉を開けました。
 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校の学生として、自信と誇りを持ち、新しい学友と共に、「調理」「洋菓子」「和菓子」「パン」それぞれのプロと呼ばれる夢の実現に向けて努力を続ける「自立した学習者」に成長していってください。   私たちは、10年前のあの東日本大震災で、人と人との「絆」、そして何より「感謝の心」の大切さを学びました。普段当たり前のようにしていることが、決して当たり前のことではなく、実は幸運な偶然の結果であることに気付かされました。自然の恩恵を受け、周りの人たちに支えられながら生きていること、誰かが生きたいと熱望した今日一日が自分に与えられたことに対し、感謝したいと思います。
 その上で、「2年間、本当によく頑張った」と、将来の自分から感謝されるような学校生活を送ってください。これから過ぎ去っていく過去は、みなさん自身の手でどのようにも創り上げることができます。今のみなさんには、自分の将来を決めるだけの可能性と力を持っています。みなさんにとって、今日からの一日一日がどれだけ価値のあることか、 しっかりと今の自分の心の中に言い聞かせてほしいのです。
 待ちわびた春はみなさんの希望の春。新入生のみなさんの大いなる成長を祈りつつ、式辞といたします。


令和3年4月1日
校長 星野 正純

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