コミュニケーションについて考えてみたヨ - 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校

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コミュニケーションについて考えてみたヨ

2021.10.24

製菓製パン本科

久々に書かせていただきます、GTOこと後藤です。

 

普段私はInstagramにて自由に持論を展開して書きまくってしまっているので、最近はあまりこちらの公式HP新着情報には投稿していません(;^_^A アセアセ・・・

 

じゃあ、なんで急にこちらに浮上したのかというと、

私のInstagramでは、不定期更新で「後藤の戯言(たわごと)図鑑」というのをやってまして、その時々でホットな話題(あくまでも私の頭の中でホットなものです)にフォーカスして論じてしまおうというのをやっているのですが、時々多くのご意見やご質問をいただける記事があったりします。

 

そして、最近アップロードした記事も多数のDM(DMが多いのは恥ずかしがり屋さんが多いのかな(^^))やコメントをいただきそれなりに反響があったので、せっかくだから公式HPにもアップしてしまおうと思い、急に登場した次第なのです(;^_^A アセアセ・・・

 

ということで、以下がその記事です。少々硬い言い回しになっているかもですが、今回のテーマは最近悩まれる方が多い「対話的コミュニケーション」についてです。

 

(ここから本文を転載)

学校にいると多くの学生と日々接するわけですが、人が人と接するときにはコミュニケーションが生まれます。
しかし近年、コミュニケーションというのは「通じ合い」という名のポジティブな側面と、コミュ障に代表されるように苦手さが全面に出るネガティブさの両面が存在します。
そこで、今回は学校や組織内でのコミュニケーションについて戯言をしてみたいと思います。

少々難しい切り口ですが、学術の観点で考えるとコミュニケーションは「意思の伝達」と「理解」の両方が伴わなければならないとされています。もし、完璧なコミュニケーションというものがあるとすれば、それは、思考やアイディアが伝達され、その結果、受け手が頭の中で認知する像と、送り手が描く像とが完全に一致する場合にのみ存在するといえるのです。

では、ここで学校や職場等の組織で必要となる「対話的コミュニケーション」について考えてみましょう。

まず対話の定義について。
対話にはいくつかの条件があります。それは
「共有可能なゆるやかなテーマのもと」行われ、
「聞き手と話し手で担われる」ものであり、
「創造的なコミュニケーション行為」を目指すというものです。

ちなみに「雑談」や「議論」との違いは次の通りです。
雑談:自由な雰囲気の中での「たわむれのおしゃべり」
対話:自由な雰囲気の中での「真剣な話し合い」

議論:問題を所与としいくつかの選択肢について論を戦わせ、どれが正しいかを決める
対話:前提となっている問題や選択肢について再吟味し、状況の多様な「意味づけ」を探っていく

対話を行う上で注意すべきことは、
〇真剣な話し合いではあっても、相手を打ち負かそうとする敵対的なムードではなく、友好的なムードを保ち続ける。
〇意見や考え方の優劣を決めようとせず、一つ一つの意見や考え方の中にユニークさや斬新さを見いだし、それらを尊重する。
〇その一方で、意見の相違から目をそらすことなく、相手を尊重しつつも、お互いの差異を浮き彫りにし、それを受け入れる。
〇「一般的には・・」「世間的には・・」といった三人称的な視座から見解を述べるのではなく、「私」を前面にだした一人称的な視座から、自分の経験や思いを語る。

 

といったところでしょう。

自身が学校や職場等の組織で行っているコミュニケーションに置き換えてみると、日常的な友達や仲間との関わり方はこれらの「対話」が基本になっているとも取れますね。

つまり組織内におけるコミュニケーションは対話が必要不可欠であり、対話を行うには
「平等さを尊重する思考」や、
「相手の意見を受け入れる寛容さ」、
そして「自らの考えや意見を自分の口で語ることができる」、
という要素が大切だということがわかります。

まー、ここまで真剣に論じてきてアレですが、簡単にまとめると「自分と同じように相手や周りの人を大切に考える心が大切だ」ということですね。

(本文はここまで)

 

なお、今回読んでみて「じゃあ、こんな場合はどうしたら良いんでしょ???」みたいな質問をしたいという方がいらしたら是非お聞かせいただきたいと思いますが、残念ながら公式HPにはコメント機能がありません(;^_^A

 

ですので、よろしければ私のInstagram(URLはコチラ、検索は@kazuhiro_goto)にてコメントかDMをくださいね。もちろん、感想も受け付けています。可能な限りお返事も書きますね。

 

それではまた、機会がありましたらこちらにも浮上しますねー

ではでは。

 

製菓製パン本科教員 GTO

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