令和6年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校入学式 校長式辞 - 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校

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令和6年度 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校入学式 校長式辞

2024.04.09

製菓製パン本科

先日、4月4日(木)に行われた入学式にて、

星野校長より、新入生に向けて式辞が述べられました。

新入生たちも、ここから頑張っていこうと

心新たにしたことでしょう。

新入生のみなさん、頑張っていきましょう!!

製菓製パン教員 ちなうさ🐇🐇🐇

 

校長式辞

令和6年度 専門課程 合同入学式 校長式辞

今が見ごろの満開の桜が皆さんを祝福するように迎える このよき日に、たくさんの保護者の皆さまをお迎えして、令和六年度 学校法人大橋学園 合同入学式を挙行できますことを、大変嬉しく思います。心より御礼申しあげます。

先ほど、名古屋ユマニテク調理製菓専門学校の入学を許可しました104名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員は皆さんの入学を心より歓迎いたします。本日の晴れ姿に、保護者の皆さまの感慨も一入のことと思います。

さて、新入生の皆さん、今、どんな気持ちですか。新しい生活への期待とやる気、一方でまた一抹の不安も入り交じったような気持ちでしょうか?皆さんには多少の不安はあるのかもしれません。未知の世界に入っていく時には、誰しも不安を感じるものですが、慣れていけば消えていきますから大丈夫です。それよりも、新しい世界へのワクワク・ドキドキ感や、やる気を前面に出していきましょう。私たち教職員は全力で皆さんをサポートしていきます。私は、ここに入学された皆さんが、将来、調理・製菓の分野において、また一社会人として自立し、国内外の多様な人々と協力しながら、「新たな価値」を創造し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための2年間になるものと確信しています。
その皆さんに、私は、次の二つのことを期待しています。
一つ目は、「高い志」を常に心の中に抱き続ける人であることです。「高い志」とは、本校での学習を通して、自分自身の夢や高い理想の実現に向け努力を続けるとともに、その成果を自分の人生や社会のために積極的に生かしていくことだと、私は思っています。そのためにも、毎日の生活や実技の積み重ねを大切にするとともに、学習していることが、今の社会や世界とどう関係し、つながっているのかを意識しながら、未来を自ら切り拓く力を身に付けてほしいと思います。ただ、これからの2年間は順風満帆な日々ばかりではないでしょう。環境や人間関係も変化し、学習等で努力の成果がなかなか表れず挫折や焦燥感を感じたり、自信を失ったりすることもあるでしょう。そんな苦しくつらい時こそ、人は大きく成長していきます。夢や志が高ければ高いほど、乗り越えるべき壁も高くなります。空に舞い上がる凧が一番高く上がるのは、風に向かっているときです。風に流されているときではありません。「高い志」を胸に秘め、困難な状況を乗り越えるたくましさを身に付けてほしいと思います。
二つ目は、集団の中でお互いの多様性を認め合うとともに、他者の痛みを感じ、自分がなすべきことを

自ら考え行動できる「豊かな心」を持った人であることです。新入生の皆さんは、それぞれ異なる個性や資質・能力を持つかけがえのない存在です。一人一人の多様性が、本校に新しい活気と無限の可能性を与えてくれます。授業をはじめとする学校行事等を通して、お互いが大きな可能性を秘めた素晴らしい存在であることに気付くとともに、信頼し合い、生かし合い、切磋琢磨しながら、有意義な学校生活を共に創り出してください。
学校は一つの社会です。皆さんが社会の一員として、自分たち自身で「社会の秩序」を作り出すことを学ぶ場。それが学校です。いろいろな課題を、意見を出し合って解決したり、コミュニケーションを図りながら一人ではできないことを協働して成し遂げたりする経験を通して、リーダーシップやチームワーク、感謝の気持ち、思いやりの心など、お互いの人格を高め合える人間に成長することを期待しています。
名古屋ユマニテク調理製菓専門学校の学生として、自信と誇りを持ち、新しい学友と共に、「調理」「洋菓子」「和菓子」「パン」それぞれのプロと呼ばれる夢の実現に向けて努力を続ける「自立した学習者」に成長していってください。

入学式にあたり、これからの心構えを共有し、調理・製菓それぞれ皆さんの夢が実現できますよう祈念し式辞といたします。

令和6年4月4日

名古屋ユマニテク調理製菓専門学校  校長 星野 正純

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